ひびわれ荘のワルツ

もの想う60代

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これしきのことで恐縮です

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母の食欲がないとき、
佃煮やふりかけをご飯にのせてあげます。

いかなごの佃煮を、ご飯の上と、
特別に中ほどにも入れて二層にしました。

二度目にいかなごが現れたとき、
「わぁ、ここにもあった」
と、子供のように喜んだ母でした。

「私、あんたがおらんようになったら、
ご飯、食べれんようになるかも知れんな」と言うので、

「どうして?」と聞くと、

「こんなにしてくれる人、おらんもん」

まあ !
これしきのことで、・・・・恐縮です。






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